公立高校教員を辞めた僕
起業・塾経営

【個人塾経営者の悩み】子どもが退塾したときのマインドセットの仕方

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くま
くま

保護者から塾を辞めますという連絡が来て…
メンタルが…

めがね先生
めがね先生

成績が伸びるように一生懸命関わっていたのにね。
でも、落ち込む必要はないよ!

塾を経営していると「塾を辞めます」という言葉は、1番聞きたくないですよね。

あんなに一生懸命教えていたのに、突然辞めると連絡が来た時には、かなりへこみます。

何が悪かったんだろう、どうすればよかったんだろう、これ以上辞められたらどうしよう…など

でも、退塾はある程度仕方ないんです。

この記事では、子どもが塾を辞めてしまった時のマインドセットについて紹介します。

アドセンス

そもそもなぜ子どもは辞めてしまうのか?

子どもが辞めてしまう理由は多くありますが、次の3つが主な原因です。

成績が伸びず保護者が不安になる

子どもが退塾する大きな理由の一つは、成績が思うように伸びないことです。

保護者は塾に通わせることで成績が向上することを期待していますが、期待通りの結果が出ないと、塾の指導方法や対応に疑問を持つことがあります。

また、塾に通うこと自体がプレッシャーとなり、子どもがストレスを感じることもあります。

保護者が不安を抱えると、その不安が子どもにも伝わり、結果として退塾に至ることがあります。

塾の学習スタイルが子どもに合わない

子どもが塾を辞めるもう一つの理由として、塾の学習スタイルが子どもに合わないことが挙げられます。

塾にはさまざまな指導法がありますが、すべての子どもに適した方法ではありません。

例えば、集団授業が苦手な子どもや、個別指導が必要な子どもには、それぞれ適した指導法が異なります。

さらに、塾の進度や教材が難しすぎたり、逆に簡単すぎたりすると、子どもが学びに対して興味を失いがちです。

他の習い事や学校生活とのバランスが取れない

現代の子どもたちは、学校の授業以外にも多くの習い事や課外活動に参加しています。

そのため、塾通いが他の活動とのバランスを崩す原因となり、退塾を選ぶケースも少なくありません。

特に、時間的な負担や疲労感が増すと、子どもが塾に通うこと自体が苦痛になり、結果として辞める選択をすることがあります。

また、受験勉強やクラブ活動が忙しくなる時期には、塾に通う時間を確保するのが難しくなり、優先順位が変わることもあります。

成績不振は全てが塾のせいではない

成績が伸び悩むと、保護者は塾の指導に問題があるのではと疑問を抱くことがあります。

しかし、成績の向上には様々な要因が絡んでおり、全てが塾の責任とは限りません。

家庭での学習環境、子どもの自主性、学校での授業理解度など、他にも多くの要因が影響を及ぼします。

また、子ども自身の努力や精神的な状態も大きな要因です。

成績の結果に対して、塾だけに責任を負わせるのは正しい判断ではありません。

大切なのは、原因を一緒に考え、保護者と協力して問題を解決していく姿勢です。

塾は、そのサポート役として最善を尽くすことが求められます。

塾の指導法が子どもに合わない

塾の指導法は、塾の教育理念や経験に基づいて作られていますが、全ての子どもに合うとは限りません。

学習スタイルや理解のスピードには個人差があり、ある子どもにとっては効果的な指導法も、別の子どもには合わないことがあります。

このような場合、保護者は別の塾を探す選択をすることも考えられます。

これは、塾の指導が悪いわけではなく、単にその子どもに適した教育環境を見つけるためのプロセスです。

塾側としては、子どもの特性に合わせた柔軟な指導を心がけ、可能な限り対応することで、より多くの子どもに合った指導を提供する努力が必要です。

講師との相性が悪い

講師と生徒の相性は、塾での学びを左右する重要な要素です。

どんなに優れた講師であっても、生徒との間に信頼関係が築けなければ、学びは効果的に進みません。

子どもが講師を信頼できず、安心して学べない状況では、成績向上も難しくなります。

場合によっては、講師と生徒の相性が合わないために退塾を選ぶケースも少なくありません。

しかし、これは個々の相性の問題であり、塾全体の評価に直接つながるものではありません。

塾側としては、講師と生徒の相性を定期的に確認し、適切なマッチングを行うことが重要です。

子どもの特性上どうしても成績が伸びない

子どもの学習には個々の特性が大きく影響します。

特に、発達障害や学習障害を抱える子どもにとっては、従来の指導法が効果を発揮しないことがあります。

たとえ塾での指導が適切であっても、子どもの特性により、成績が思うように伸びない場合もあるのです。

こうした状況では、保護者との協力が必要不可欠です。

塾側としては、子どもの特性を理解し、それに応じた指導方法を模索することが求められます。

これには、専門家との連携や特別な教材の導入などが考えられます。

成績が伸びないことを悲観せず、子どもの成長を長い目で見守る姿勢が重要です。

辞めていく子ではなく通ってくれている子を大事にしよう

退塾する子どもに対しては、どうしても気持ちが揺れてしまいますが、塾経営において重要なのは、

現在通ってくれている子どもたちに全力を注ぐことです。

今いる生徒たちに質の高い指導を提供し、彼らの成績向上や成長をサポートすることが、結果的に塾の評判を高め、新たな生徒を引き寄せることにつながります。

退塾は一つの通過点に過ぎません。

むしろ、今いる生徒を大切にすることで、口コミが広まり、次のチャンスをつかむことができます。

まとめ

退塾は塾経営者にとって避けられない課題であり、精神的に大きな衝撃を受けることもあります。

が、マインドセットをまとめると次の通りです。

  • 気にしすぎないようにしましょう。
  • 辞めていくこのことを考えても仕方ありません。
  • 相性の問題があって辞めることもあります。
  • 一生懸命教えているんですから、何も悪いことはしていません。
  • それよりも、通ってくれている子を大切にしましょう。
  • でも、余裕があれば改善点を考えるのもいいでしょう。

以上です。

みなさん、大変だと思いますが、頑張っていきましょうね。

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ABOUT ME
めがね先生
めがね先生
塾経営 / webライター
田舎の塾を個人経営しながら、webライターの会社も経営している。 高校教員として正規採用されて7年働くも、2023年に退職し起業。起業1年目、塾のみで月50万円の利益を達成する。
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