教師を辞めてもなんとかなる!教員を辞めたあとの選択肢を紹介
教師を辞めたいと思っているんだけど、なかなか一歩が踏み出せないんだよね…
辞める前は不安だけど、むしろ教師をやってた人は成功するとことが多いよ。
教員を辞めたいと思っていても「せっかく安定した職業についたのにな」「今まで以上の給料稼げるのかな」「次の職場でも辞めてしまうんじゃないか」など、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
紹介した悩みは実は自分自身が悩んでしたことでもあります。
この記事では、教員を辞めたい人が取るべき行動と考え方について紹介します。
僕の周りの教員を辞めた人が、その後どのような人生を歩んでいるかも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
とりあえず転職活動をしてみよう!
教員を辞める前に転職活動がおすすめです。
中には、今すぐにでも辞めたい思っている人も多いでしょうが、ストップをかけるのは「今後食べていけるのかな?」「辞めた後就職なんてできるの?」という気持ちです。
ネットには求人がゴロゴロしています。(ちなみに僕が1番惹かれたのは「キャンプ場の管理員」でした)
「ああ、少なくとも生きていけるだけのお金は手に入れそうだ」という安心感を得られます。
もっと、的確に自分の価値を知りたければ、転職エージェントもおすすめです。持っているやスキルや経験から年収を割り出してくれます。
資格の勉強もあり
教員の持つ資格は、教員免許と運転免許ぐらいでしょうか。
この2つだけでは、転職の際に役立つ資格とは言えませんので、何かしらの資格を取ることをおすすめします。
特に、おすすめはつぎの2つです。
- 簿記3級
- FP3級
簿記3級(合格率:40~50% 勉強時間:50~100時間)
簿記とは、お金の流れを正確に管理するためのシステムのことで、自分で起業しようと思っている人はとっておいて損はない資格です。
僕の場合、1番の不安はお金の管理でした。(きちんと管理できたことがなかったので・・・)
簿記を取るとお金の管理方法がやっとこの歳で分かった気がしました。
また、転職しようと思っている人にとっても、企業の経理部に入るための足掛かりとなることが多く、さらに上の2級や1級を取ると比較的大きな企業に就職できる可能性が高くなります。
ただし、僕のように個人で塾をするぐらいなら簿記3級で十分です。実際、僕は2級に合格しましたが今の自分にとってはオーバースペックだったと感じています。
勉強する時間を違う時間に当てましょう。
控除が65万ももらえる複式簿記にチャレンジしやすくなる
ちなみに、なぜ起業をする際に簿記を学べばいいかと言うと、複式簿記という難しいお金の管理方法ができると65万円の控除が受けられるからです。
控除とは…
実際に稼いだお金を控除の金額分なかったことにできるので、税金を安くできます。
税理士や社労士へ支払うお金が必要なくなる
また、起業をすると確定申告が必要になりますが、その際に税理士や社労士に頼む人も多いです。
本業に注力して売り上げを立てられる人にとってはありがたいのですが、先生を辞めて、起業しようと言う人はできるだけお金をかけたくないはずです。
税理士や社労士に頼むと10万ぐらいお金かかります…
順調に売り上げが伸びて、経理をやっている余裕がなくなってきたら検討しても良いでしょうが、最初は自分で頑張りましょう。
お金の知識もつきますし、僕もまだ自分で経理頑張ってますので!!
FP3級(合格率:40~80% 勉強時間:30〜100時間)
教員から転職や副業を考える際、税金や社会保険などのお金の管理も重要になります。
FPの知識があれば、確定申告や法人化の判断など、副業を始める上で必要なスキルも自然と身に付くため、起業や副業の成功確率が高まります。
FPの資格を活かした活動
まず、執筆活動です。お金に関する記事を書くことで、多くの人に役立つ情報を提供しながら、自分の知識も深めることができます。
僕も塾講師をするかたわらライター業を行っていますが、WEBライティングの需要が高まっている今、初心者でも取り組みやすい分野です。
FPの知識は、起業や副業だけでなく、日常生活でも大いに役立ちます。保険の見直しや投資計画の立て方など、知っているだけで得する情報が満載です。
実例紹介!教員を辞めたあと
僕の周りは、幸か不幸か教員を辞めた人がごろごろしています。(類は友を呼ぶのでしょうか)
僕の友人たちは次のような職業についています。
- アウトドア施設に転職して、その後支配人に
- デザイン力を活かしてアート販売とデザイン受注
- 就労支援事業所を立ち上げ、ユーチューブでも活動
- 非常勤を兼任しながら趣味に没頭
- 語学力を活かして宿泊施設に就職
- 簿記の資格をとって税理士事務所転職
ざっとあげるだけでこんな感じでしょうか。
僕が言いたいのは、「教員やめてもなんとかなる!」むしろ、「教員はなんでもこなしてきたからこそ、選択肢の幅は広い!」と思っています。
保護者さんとのコミュニケーション、
同僚との協働、
掲示物作成などのデザイン力、
動画授業で培った編集技術、
英語の教師だったら語学力、
学級担任の際のマネジメント力
など求められていた力がほとんどスーパーマンレベルです。
これだけの力があれば失敗しようがないでしょう。何回も言います。「教師を辞めてもなんとかなります!」
【番外編】地元のキーパーソンとつながろう
教師はスーパーマンで、なんでもできると述べました。
しかし、転職なり、起業するなりする場合、周りの人に持っている力を知っておいてもらわないといけません。
そのため、もし地元や今過ごしている地域で仕事を探しているなら「地元のキーパーソンとつながっておくこと」は非常に重要です。
もし自分に人脈がなかったとしても、地元で顔が広いキーパーソンと繋がれば、自分もその人脈と繋がっていることと同じになります。
キーパーソンの特徴は以下のとおりです。
- 地元のことを考えてイベントなどを自ら開いている
- 人当たりがよく、多くの人に囲まれている
- 事業または仕事が順調
多くは事業家であることが多いですが、キーパーソンが行っている事業はほとんどが順調です。
それは、その人のファンになっている人が多くいるため、ビジネスが潰れにくいからだとも言えます。
その人を自分のお手本として、さらにはその人の持っている人脈と自分を繋げてもらうことで、教員を辞めたあとの心配がぐっと小さくなります。
まとめ
教員を辞めたいと考えている方に向けて、この記事では具体的な行動と考え方を提案しました。
まずは、転職活動を通じて将来の不安を解消することが大切です。転職エージェントの利用や求人サイトのチェックで、自分の市場価値を確認し、安心感を得ることができます。
また、簿記3級やFP3級といった資格取得もおすすめです。これらの資格は、転職活動を有利に進めるだけでなく、起業や副業にも役立ちます。
さらに、教員として培ったコミュニケーション能力やマネジメントスキルは、他の職業でも大いに活かせる強みです。
地元のキーパーソンとつながりを持つことで、地元での再就職や起業もスムーズに進められます。