【元教員が感じる】教員をやってられないと思う瞬間15選
教員をやっていて「もう無理」と感じる瞬間ありません?
それはもう毎日のように思っていたよ!!
教員として勤めていた頃、ほぼ毎日ように「やってられるか」と思っていました。
この記事では、やってられないと思う瞬間15選を紹介します。
やってられないと思った時の対処法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
教員をやってられないと思う瞬間15選
教員をやってられないと思う瞬間は以下のとおりです。
- 過剰な残業
- 休みが取れない
- 保護者からのクレーム
- 生徒の反抗的な態度
- 多忙な職場環境
- 管理職との軋轢
- 長時間の会議
- 家庭との両立の難しさ
- 職場内の人間関係
- 給料が見合わない
- 評価制度の不公平感
- 生徒間のトラブルの対処
- 書類作業の多さ
- 制度変更の頻繁さ
- 休憩時間の不足
1. 過剰な残業
教員は、授業準備や書類作成、保護者対応など、さまざまな業務に追われがちです。
その結果、仕事が終わらず、夜遅くまで残業を余儀なくされることも少なくありません。
さらに、次の日の授業や会議の準備をする時間も必要で、結果として慢性的な疲労が蓄積していきます。
このような状況が続くと、心身ともに疲弊し、「もうやってられない」と感じることがあるでしょう。
教員の過剰な残業は、健康やプライベートの時間を犠牲にしているため、大きな問題となっています。
2. 休みが取れない
教員は、体調不良や家庭の事情で休みが必要なときでも、代わりに授業を担当してくれる人がいないため、休むことが難しい場合があります。
特に、クラス担任や主要教科の担当者は、休みを取ると授業の進行に大きな影響が出るため、気軽に休めません。
その結果、体調が悪くても無理をして出勤することになり、さらに状態が悪化することも。
休みが取りづらい環境は、教員の精神的・肉体的な健康を脅かし、「この仕事は続けられない」と感じる原因になります。
3. 保護者からのクレーム
教員としての仕事の中で、保護者からのクレームは大きなストレス源となり得ます。
特に、理不尽な要求や批判を受けたとき、その対応に追われ、精神的に追い詰められることがあります。
保護者との関係がうまくいかないと、自分の指導や判断が否定されているように感じ、自信を失うことも。
こうしたクレームが頻繁に続くと、教員としてのやりがいを見失い、「もうやってられない」と感じる瞬間が増えていくのです。
4. 生徒の反抗的な態度
教員は、生徒の成長を支えるために全力を尽くしていますが、時にはその努力が報われないと感じることがあります。
特に、生徒からの反抗的な態度や無関心な反応に直面したときは、教えることへのモチベーションが低下することがあります。
自分が精一杯教えているのに、それに対する反応が冷たいと、「自分の指導は無意味なのか」と感じてしまうことも。
こうした瞬間は、教員としてのやりがいを失いかける原因になります。
5. 多忙な職場環境
教員の仕事は多岐にわたり、日々の業務量は非常に多いです。授業、書類作成、会議、部活動の指導など、さまざまな業務が重なり、常に忙しい状態が続きます。
このような多忙な環境では、ひとつひとつの業務にしっかり取り組む時間が取れず、質を確保するのが難しくなります。
結果として、仕事の達成感が得られず、「これ以上続けるのは難しい」と感じる瞬間が増えていきます。
6. 管理職との軋轢
教員としての教育方針が、管理職と合わない場合、軋轢が生じることがあります。特に、自分が信じる教育方法や生徒指導が否定されたり、管理職からの指示に従わざるを得ない状況が続くと、フラストレーションが溜まります。
管理職との意見の食い違いや衝突が頻発すると、職場での居心地が悪くなり、「もうこの職場では働けない」と感じることが増えるでしょう。
7. 長時間の会議
教員の仕事は授業だけではなく、会議も大きな割合を占めています。しかし、会議が長時間に及び、しかもその内容があまり意味のないものだと感じると、大きなストレスとなります。
特に、目的が曖昧で結論が出ない会議が続くと、貴重な時間を無駄にしているという感覚が強まります。
このような無駄な時間の積み重ねは、教員としてのモチベーションを削ぐ要因となり、「この環境ではやっていけない」と感じる瞬間を生むのです。
8. 家庭との両立の難しさ
教員は、仕事と家庭の両立が難しい職業の一つです。特に、仕事が忙しい時期や、残業が続くときは、家族との時間が取れず、家庭生活に支障をきたすことがあります。
また、休日にも部活動やイベントが入ることが多く、プライベートな時間が削られてしまうこともしばしばです。
家庭とのバランスが取れなくなると、仕事へのモチベーションも低下し、「もう続けるのは無理かもしれない」と感じる瞬間が増えていきます。
9. 職場内の人間関係
教員同士や管理職との人間関係は、職場でのストレスの大きな要因となり得ます。同僚との衝突や、管理職との意見の違いが続くと、職場の雰囲気が悪化し、働きづらくなります。
また、職場内での孤立感を感じることも、精神的な負担となります。人間関係の問題が長引くと、職場に行くこと自体が憂鬱になり、「この職場ではもうやってられない」と感じる瞬間が増えるでしょう。
10. 給料が見合わない
教員の仕事は多くの責任を伴い、長時間労働が求められることが多いですが、それに見合った給料が支払われていないと感じることがあります。
特に、残業代が支払われない場合や、昇給が見込めない場合は、経済的な不安も加わり、「これだけの努力に対して、報酬が少なすぎる」と感じることがあります。
給料が見合わないと感じると、仕事へのやる気が失われ、「この仕事は続けられない」と感じる瞬間が増えていきます。
11. 評価制度の不公平感
教員としての努力が評価されない、または不公平な評価を受けたと感じる瞬間は、非常にやりがいを失わせる要因となります。
特に、自分が一生懸命に取り組んだ仕事が評価されず、逆に他の教員が不当に高い評価を受けた場合、不満が募ります。
こうした不公平な評価制度は、教員としてのモチベーションを大きく損ね、「もうやってられない」と感じる瞬間を引き起こす原因となります。
12. 生徒間のトラブルの対処
教員は、生徒間のトラブルやいじめの対応に追われることがあります。こうした問題に対処するのは非常にデリケートで、間違った対応をすれば事態が悪化するリスクもあります。
また、トラブルの頻度が高いと、その対応に多くの時間とエネルギーを割かれ、本来の教育活動が疎かになることも。
生徒間のトラブル処理が続くと、精神的に疲れ果て、「この仕事は続けられない」と感じる瞬間が増えていきます。
13. 書類作業の多さ
教員の仕事は、授業だけではなく多くの書類作業も含まれています。特に、学期末や年度末は、成績処理や報告書の作成など、膨大な書類作業が押し寄せます。
これらの作業が授業準備や指導時間を圧迫し、本来の教育活動に支障をきたすことがしばしばあります。
書類作業が多すぎると感じると、「これ以上続けるのは無理だ」と感じる瞬間が増え、教員としての仕事に対する不満が募る要因となります。
14. 制度変更の頻繁さ
教育制度やカリキュラムの変更が頻繁に行われると、その対応に追われる教員にとって大きな負担となります。
特に、変更が急に決まった場合や、準備期間が短い場合、通常の業務に加えて新しい制度に対応するための時間と労力が必要になります。
こうした頻繁な制度変更は、教員の仕事をさらに複雑にし、「このペースではやっていけない」と感じる瞬間を引き起こす原因となります。
15. 休憩時間の不足
教員は、忙しいスケジュールの中で、まともな休憩時間を取ることが難しい場合が多いです。
特に、昼休みや放課後にも生徒対応や部活動の指導が続くと、休む暇もなく一日が終わってしまいます。
休憩時間が不足すると、精神的にも肉体的にも疲労が溜まり、仕事への集中力が低下します。
こうした状況が続くと、「このままでは体が持たない」と感じ、「もうやってられない」と思う瞬間が増えていくのです。
教員をやってられないと感じた時の対処法
教員として働いていると、辞めたいと感じる瞬間が何度も訪れることがあります。しかし、辞める前にできる対処法を試してみることも重要です。
まず、限界を感じたときは、無理をせずに休むことが最優先です。体調や精神面で不調を感じたら、すぐに管理職に相談し、休暇を取ることを考えましょう。
公務員であれば、病気休暇や休職制度が充実しており、休んでいる間も一定の給与が支給されるため、経済的な不安を感じずに休養できます。
次に、仕事を頑張りすぎていないか見直すことも大切です。自分一人で全てを背負わず、他の教員と業務を分担し、必要以上に自分を追い込まないようにしましょう。
また、同じ境遇の同僚や友人と気持ちを共有することで、心の支えを得ることができます。
それでも解決しない場合は、転職や起業の準備を進めることも選択肢の一つです。自分に合った新しい職場や働き方を見つけることで、無理なくキャリアを続ける道が開けるかもしれません。
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